img_page_center
img_page_center

お知らせ

メディクス草加クリニックからのお知らせ

2022.12.10

お知らせ

メディクス通信12月号【ヒートショックとは】

記事を見ていただいてありがとうございます。
メディクス通信12月号です。


今月は「ヒートショック」についてです。

ヒートショックは、主に冬場に起こる症状で、高齢者を中心に毎年多くの方が命を落としています。
ヒートショックが発生してしまう原因で多いのは「温度差」です。

冬場の入浴中に起こしてしまうことが多いので、しっかりと原因と対策について解説していきます。



ヒートショックとは


ヒートショックとは「急激な温度変化で身体がダメージを受けること」を指します。
大きな気温の変化によって血圧が急激に上下し、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックと呼びます。

具体例としては、冬場における浴槽でのヒートショックが代表的です。
血圧の乱高下に伴って、脳内出血や大動脈解離・心筋梗塞・脳梗塞などの病気が起こるので、油断できない現象です。


ヒートショックが起きる原因


ヒートショックは家の中の温度差が主な原因で、真冬に暖かい部屋から気温が低い浴室やトイレに入った際などは注意が必要です。

人間の体は、室温の急激な変化に対応するために、筋肉を震わせて熱を作りつつ血管を細くして体の熱を保つように調節しています。
血管が縮むと血液が流れにくくなり、その結果として血圧は急上昇しますが、浴槽に浸かることで血管が拡張して急低下します。

つまり、入浴中は血圧は急激に大きく変動するため、心筋梗塞・不整脈・脳梗塞・脳出血などを引き起こしやすいと言えるのです。



ヒートショックが高齢者に多い理由


浴槽内での溺死などの死亡事故は、65歳以上の高齢者が約9割を占めています。
その理由としては、若年層に比べて高齢者は暑さや寒さに対する感覚が鈍くなっていることが挙げられます。

気温の急激な変化に体が対応できず、本人が気付かない内に重症になり、命を落としてしまうケースが多いです。


対策と予防


ヒートショックは以下のような対策をしっかり行うことで予防することができます。


  • 脱衣所を温め温度差を減らす

  • お風呂の温度は38~40℃

  • お風呂からはゆっくり出る

  • 入浴前は飲酒を控え水分補給

  • 湯船につかる前に必ずかけ湯

上記以外にも、入浴前にご家族の方に声をかけるなどして周りにも協力してもらうことで、
より万全な対策をすることができます。

しっかり対策してヒートショックを予防しましょう。



事務長コメント



先月に引き続きダイエットを行っておりますが、4キロ減量から変わらない状況が続いております。
おそらく夕飯の時間が遅く、食べた後すぐに寝てしまうことが原因かと思われます。
食事時間を改善し、まずは1週間で1キロ減量を目指していきたいと思います。

【メディクス草加クリニックでは訪問看護ステーションと居宅介護支援事業所を併設しています】
病院への通院が困難などで定期的な受診が難しい方がいつでも診療を受けられるよう、
当院では24時間365日で在宅医療を行える環境を整えています。

「訪問看護ステーション」と「居宅介護支援事業所」を併設し、密に連携を取ることで、
訪問診療だけでなく、訪問看護など幅広い対応を可能にしています。

患者様だけでなくそのご家族の方々、地域の医療機関、ケアマネージャーの方など、
患者様に関わる全ての人に必要とされるクリニックであるように、努力を続けて参りますので
是非一度ご相談ください。


訪問診療についてはコチラに詳しく記載しております。


訪問診療の保険適用についてはコチラに詳しく記載しております。


電話での無料相談を受け付けておりますので、


訪問診療について何かあればお気軽にお問い合わせください。


メディクス草加クリニック


HP:https://clinic.wakei-kai.or.jp/souka/


電話番号:048-920-6161

Copyright (C) 2007-2016 メディクス草加クリニック All rights Reserved.