2023.04.10
お知らせ
メディクス通信4月号です。
今月は、春から夏にかけて流行る「麻疹(はしか)の症状と対策について」です。
風邪と同じような症状の麻疹ですが、強い感染力を持っており、妊婦さんがかかると命に関わる可能性もあります。
そんな麻疹の症状や原因、対策について詳しくご説明していきます。
麻疹とは、麻疹ウイルスによってかかる感染症です。
潜伏期間は8~12日で、ワクチン未接種でウィルスに感染すると、高い確率で発症するといわれています。
麻疹のおもな症状は以下のとおりです。
麻疹に感染すると、8~12日で鼻水・咳・発熱などの風邪症状が出てきます。
2~3日熱が続くと、39℃以上の高熱と一緒に口の中に小さな発疹が出始めます。
その後、熱は一度下がりますが、再び上がって全身に赤い発疹が出るのが麻疹の特徴です。
肺炎や中耳炎などの合併症を起こさなければ、7~10日前後で回復します。
冒頭にも触れたように、麻疹は非常に強い感染力をもっているため、手洗いやマスクのみで予防するのは難しいといわれています。
感染経路は、空気感染や飛沫感染、接触感染などさまざまで、感染している人と同じ空間にいるだけで感染することも。
とくに、免疫を持っていない人は高い確率で感染します。
ここまで読んだ方の中には、「麻疹にかからないためにできることはあるの?」と気になっている方もいるでしょう。
結論からお伝えすると、麻疹を予防するためにはワクチン接種がもっとも有効です。
厚生労働省によると、95%の人がワクチン接種により免疫を獲得できるといわれています。ちなみにワクチンは、2回接種することで1回目よりも多くの免疫をつけられます。
注意点として、過去にワクチンを接種したとしても、10年経つと効果が弱まる可能性があります。最後にワクチンを打ってから、10年以上経っているという方は再接種をするのがよいでしょう。
参考:厚生労働省「麻しんについて」
妊娠中、麻疹に感染してしまうと、流産・早産になるリスクがあるため、注意が必要です。
麻疹ワクチンは生ワクチンなので、妊婦さんが接種することができません。
できれば妊娠前にワクチンを打っておきたいところですが、すでに妊娠している場合は麻疹の抗体検査をして、抗体が低い場合は人混みを避けるようにしましょう。
外出時もマスクをしたり、手洗いをしたりと注意が必要になります。
基本的に、麻疹を予防するためには、ワクチン接種がもっとも有効です。
しかし、普段から免疫力を高めておくことで、ウィルスから身体を守れる可能性があります。
免疫力を高めるために、日常生活で心がけたいことは以下のとおりです。
今回は、麻疹についてご紹介しました。
麻疹は非常に感染力が高く、合併症などのリスクもあります。
かからないためにも、ワクチン接種はもちろんのこと、日常生活から免疫を高められるよう規則正しい生活を心がけましょう。
メディクスクリニック溝の口事務長の野中です。
肩が痛くて、毎週通ってる整体に行ったところ、腱板損傷とのこと。
大変な事態かと思ったら、四十肩だそう。
40歳でピタリと四十肩になるなんて、我がことながら感心しました。
【メディクスクリニック溝の口は患者様・患者様ご家族の幸せを追及します】
当院は訪問診療を専門とするクリニックです。
患者様はもちろん、患者様ご家族の皆様が安心した生活が送れるよう、
診療の面からサポートをさせて頂きます。
今後も、地域のケアマネージャー様や訪問看護ステーションの皆様からのお力添えを賜り、患者様の幸せを追及する医療を心がけて参ります。
また、当院の特徴として、クリニック2階に16床の病床を有しております。
訪問診療をご契約頂いている患者様が入院が必要な時、すぐにご入院頂くこともできますので、
ご安心ください。
訪問診療にお伺いさせて頂く医師も様々な専門分野の医師がおります。
常勤医師として、脳神経内科の医師や精神科の医師もおりますので、
症状を問わずまずはご相談ください。
これからも、定期的な通院が困難な方、緩和ケアを考えている方など、地域の皆様に当院がお力になれるよう、尽力して参ります。
是非一度ご相談ください。
訪問診療についてはコチラに詳しく記載しております。
訪問診療の保険適用についてはコチラに詳しく記載しております。
電話での無料相談を受け付けておりますので、
訪問診療について何かあればお気軽にお問い合わせください。
メディクスクリニック溝の口
HP:https://clinic.wakei-kai.or.jp/mizo/
電話番号:044-861-2030
Copyright (C) 2007-2016 メディクスクリニック溝の口 All rights Reserved.