2024.02.10
お知らせ
記事をご覧いただきありがとうございます。
メディクス通信2月号です。
今月は「かくれ脱水」についてです。
かくれ脱水とは、脱水症の一歩手前で、身体に必要な体液(水分)が減っている状態を指します。
脱水症になりかけているにもかかわらず本人や周囲がそれに気付かないことがよくあるため、かくれ脱水状態の方は多いです。
今回はそんなかくれ脱水の原因と対策について解説していきます。
◾️かくれ脱水とは
体の1〜2%の体液が失われた状態をかくれ脱水と言います。
夏場に食欲が落ちて食事を取らなくなったり、冬に暖房の効いた部屋で気づかないうちに汗をかいたりすると、その分体内の水分量は減少します。
また、気温上昇や運動、体調不良による発熱、下痢、嘔吐などでも水分は奪われていきます。
◾️原因
脱水は炎天下の野外で激しい運動や労働をした時だけに起きるわけではありません。
体の1〜2%の体液が失われた状態がかくれ脱水です。
加齢によって口渇感(こうかつかん:口やのどが渇き、水分を欲する感覚)を自覚しにくく、飲水量が低下し、代謝水を生成する力も落ちている高齢者は、慢性的なかくれ脱水状態と言っても過言ではありません。
◾️症状
◯頭痛
◯集中力の低下
◯日中の強い眠気
◯食欲不振
◯腹部の不快感
◯胃もたれ
◯体に力が入りにくい
◯筋肉痛
◯足がつる
◾️対策
かくれ脱水を防ぐ基本は、こまめな水分補給です。必要な量には個人差がありますが、1日1.5リットル程度を目安に2~3時間おきに水分をとる習慣をつけましょう。
高齢者の場合は特に、気温や体調の変化、喉の渇きなどを感じにくいことから、慢性的に水分が不足しがちです。服薬と同じように1日の中で時間を決めて、意識的に水分を摂取することを心がけましょう。
地域の問題かもしれませんが、今冬はなかなか冬らしい寒さの日がないですね。
末端冷え性なので寒いのは苦手なのですが、
朝のキーンと張りつめた空気は季節感を感じられてとても好きです。
身体を温めながら、季節感を感じてみてはいかがでしょうか。
【メディクスクリニック溝の口は患者様・患者様ご家族の幸せを追及します】
当院は訪問診療を専門とするクリニックです。
患者様はもちろん、患者様ご家族の皆様が安心した生活が送れるよう、
診療の面からサポートをさせて頂きます。
今後も、地域のケアマネージャー様や訪問看護ステーションの皆様からのお力添えを賜り、
患者様の幸せを追及する医療を心がけて参ります。
また、当院の特徴として、クリニック2階に16床の病床を有しております。
訪問診療をご契約頂いている患者様が入院が必要な時、すぐにご入院頂くこともできますので、
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訪問診療にお伺いさせて頂く医師も様々な専門分野の医師がおります。
常勤医師として、脳神経内科の医師や精神科の医師もおりますので、
症状を問わずまずはご相談ください。
これからも、定期的な通院が困難な方、緩和ケアを考えている方など、地域の皆様に当院がお力になれるよう、尽力して参ります。
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