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お知らせ

メディクスクリニック溝の口からのお知らせ

2022.10.11

お知らせ

メディクス通信10月号【食中毒について】

ご覧いただき、ありがとうございます。
今後、当院のお知らせ蘭にて定期的に「メディクス通信」を更新していく運びとなりました。



メディクス通信10月号は「食中毒」についてです。

最近涼しい日が増えてきましたが、まだまだ地域や日によっては残暑が厳しい季節です。生ものなど、気をつけていないとまだまだ食中毒の危険性があります。
食中毒の具体的な症状と対策についてご説明しますので、是非最後までご覧ください。


そもそも食中毒とは?



食中毒とは、細菌やウイルス、有毒な物質がついた食べ物を食べることによって、げりや腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のことです。
食中毒の原因によって、病気の症状や食べてから病気になるまでの時間はさまざまで、時には命にもかかわる病気です。
細菌による食中毒は細菌が育ちやすい夏から秋にかけて、ウイルスによる食中毒は冬に流行しやすい傾向にあります。

また、キノコや魚のフグなどには、自然に有毒な物質を含んでいるものがあり、
そういったものを間違えて食べることによって食中毒になることもあります。

食中毒を起こす細菌は、土の中や水、人や動物の皮膚や腸の中にも存在していて、特別な菌というわけではありません。
そのため、食品を作る途中で菌がついてしまったり、家庭で料理したものを、
部屋に長い時間置いたままにしておくと、細菌が増えてしまいます。


細菌の種類と特徴


細菌の代表的なものは、腸管出血性大腸菌やカンピロバクター、サルモネラ属菌などです。
食中毒を引き起こす細菌の多くは、室温約20℃で活発に増殖し始め、
人間や動物の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も速くなります。

例えば、腸管出血性大腸菌などの場合は、7〜8℃ぐらいから増殖し始め、35〜40℃で最も増殖が活発になります。
また、細菌の多くは湿気を好むため、気温が高くなり始め湿度も高くなる梅雨時には、細菌による食中毒が増えます。


ウイルスの種類と特徴



代表的なウイルスのひとつであるノロウイルスは、調理者から食品を介して感染する場合が多く、ほかに二枚貝に潜んでいることもあります。
ノロウイルスによる食中毒は、大規模化することが多く、年間の食中毒患者数の4割以上を占めています。

このほか、毒キノコやフグなどの「自然毒」、近年発生の多いアニサキスなどの「寄生虫」なども、食中毒の原因となっています。

このようにさまざまな原因物質によって、食中毒は1年中発生しています。


食中毒予防の原則



食中毒を防ぐためには、細菌の場合は、細菌を食べ物に「付けない」、食べ物に付着した細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具に付着した細菌を「殺菌する」という3つのことが原則となります。

また、ウイルスの場合はわずかな汚染によって食中毒を起こしてしまいますので、ウイルスを食品に「つけない」を確実に実行するためには、調理者はもちろんのこと、調理器具、調理環境などの調理場全体がウイルスに汚染されていないことが重要になります。

そのようなウイルスに汚染されていない調理環境をつくるには、調理場内にウイルスを「持ち込まない」、仮に持ち込んだとしても、それを「広げない」ことが大切です。


事務長より一言



メディクスクリニック溝の口事務長の野中です。
私事ですが実は最近、少し体重が増えてしまいました、、、
太りすぎは体に良くないので、適度な運動と食事制限で健康を維持するために頑張っていきたいと思います。

【メディクスクリニック溝の口では訪問診療を行っています】
病院への通院が困難などで定期的な受診が難しい場合は訪問診療がオススメです。
家にいながら診療を受けることができ、24時間365日対応しています。
お近くの訪問診療に対応している医療機関や担当ケアマネージャーさんと相談をしながら手続きを進めることが可能です。

精密検査などは病院でしか行えないため、
クリニックと病院は密に連携を取りながら訪問診療を行います。

訪問診療を受ける際には、
かかりつけの病院の医師の紹介状があるとスムーズです。
紹介状が無くても訪問診療は行えますが、開始時期が遅くなってしまう可能性がございます。

訪問診療についてはコチラに詳しく記載しております。

訪問診療の保険適用についてはコチラに詳しく記載しております。

電話での無料相談を受け付けておりますので、訪問診療について何かあればお気軽にお問い合わせください。


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電話番号:044-861-2030

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