2023.06.10
お知らせ
記事を見ていただいてありがとうございます。
メディクス通信6月号です。
今月は「おたふく風邪」についてです。
感染症の一つで、感染はお子さんに多いです。
特に幼稚園や保育所などで集団生活を送り始めると流行することが多いため、注意が必要です。
今回は、おたふく風邪の原因と予防策について解説いたします。
◾️原因
おたふく風邪はムンプスウイルスに感染することで発症します。
ムンプスウイルスは感染者の唾液に多く含まれており、
唾やくしゃみ・咳で飛んだ飛沫を介して感染が拡大します。
ムンプスウイルスは他のウイルスよりも感染力が高く、
保育園や幼稚園、学校で大流行することがあります。
◾️症状
2〜3週間の潜伏期間を経て、症状が現れ始めます。
耳のすぐ下にある耳下腺、あごのえら辺りにある顎下腺、あごにある舌下腺など、唾液腺が腫れます。
ものを飲み込むときに痛みを感じます。
特に酸っぱいものや硬いものを食べたときに、痛みが強く出る特徴があります。
時間差はありますが、両側が腫れることが多く、発熱を伴う場合もあります。
通常は、自然治癒する病気であり、1〜2週間で主な症状は治まり、
一般的には合併症が起こりません。
しかし、まれに中耳炎や脳炎の合併症が発生することがあります。
◾️予防策と治療法
予防策としては、水疱ができる前からかかりつけ医に相談し、
ワクチン接種を行うことが挙げられます。
ワクチンは1歳から受けることが可能です。
発疹が出ているなど、感染が疑われる場合には、学校や保育園に行かせないようにし、感染を広げないようにすることが重要です。
そして症状に応じて治療を行います。
熱が出ていれば解熱鎮痛薬を処方し、脱水症状気味であれば点滴などで補水をすることで対応します。
5月も終わりだいぶ暑い日が続いていますね。
私は通勤中徒歩での移動が多いのですが、これからの季節は暑さと湿気と戦う日々が続きそうですが、負けずにこの季節を乗り越えていきたいと思います。
【メディクス松戸クリニックでは松戸市近辺への在宅医療を行っています】
当院では有料老人ホーム等の施設への訪問やご自宅への訪問診療を
各医療機関と密に連携をとりながら積極的に行っています。
その患者様にとって1番良い診療を提供するため、
医療関係者だけでなくご家族の方とも十分に連携をとり、
最適な医療提供をしていければと考えております。
また、熱発や転倒等の際には往診という形で駆けつける体制も整えております。
医師の判断・状況に応じて24時間365日お伺いさせて頂きます。
できる限り、ご家族の不安を取り除くため、ご希望に沿えるように診療して参りますので、
いつでもお気軽にご相談ください。
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電話での無料相談を受け付けておりますので、
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